雑に読む百人一首 #38
38番 右近
忘らるる 身をば思はず 誓ひてし 人の命の 惜しくもあるかな
なんかちょっと、命とか出てきてうそら寒い感じですが。
先ず、右近って何なんですか。人の名前、じゃないですよね、これ。身分?役職?
右近があるんだから左近もありそうですが、えぇと。
忘れられる身をば、まではいいとして、思わずっていうのは、思ってないのか、思わず何々するの思わずなのか。
そして、誓いてし、ですよ。何を?誰が何を誓うというのか。
誓った人? あー、将来を誓った人?
将来を誓った人とかいたけど、結局忘れられちまったよ、なんだよクソ、こんな命惜しくもな……いや、惜しいか。
みたいなことですかね?
ということで、いつものように、下のサイトで答え合わせをしてみました。
結構、惜しかったですね。
下の句の命は、将来を誓った相手の命のことで、あー将来を誓ったのに約束破りやがったアイツが神罰で死ぬのが惜しいわー、という……うぅむ。
約束破りには死あるのみ。
参考図書