2021-01-01から1年間の記事一覧
28番 源宗于朝臣 山里は 冬ぞ寂しさ まさりける 人目も草も かれぬと思えば 読んでるそばから寒々しくなってきそうな歌ですね。 山里……冬とかマジヤバい。寂しすぎる。寒いし何もないし。人もいなけりゃ草も枯れてる。マジ無理。 みたいな、なんか、こう悲哀…
27番 中納言兼輔 みかの原 わきて流るる 泉川 いつ見きとてか 恋しかるらむ これは解説を読まないとよく分かりませんでした。 上の句は、まぁ、そのまま「みかの原に湧いて流れる泉川」なんですが、下の句、「いつ見きとてか」というのが難しかった。見るは…
26番 貞信公 小倉山 峰のもみぢ葉 心あらば 今ひとたびの みゆき待たなむ 小倉山というのは今も京都の右京区に普通に現存する山のことで、このふもとに小倉百人一首の小倉の名前のもとである小倉山荘があったんだとか。 この記事の参考にしている小倉山荘の…
25番 三条右大臣 名にし負はば 逢坂山の さねかづら 人に知られで くるよしもがな 意味 逢坂山のさねかずら……、逢うに小寝の名を持つというなら、誰にも知られることなく、あの人を手繰り寄せて来られぬものか。 三条右大臣、なんてあだ名みたいな名前で個人…
24番 菅家 このたびは 幣も取りあへず 手向山 紅葉の錦 神のまにまに 意味 今回の旅は、慌ただしく幣もご用意できませんでしたが、手向けとしましては彼方の山を。 色とりどりの錦のごとくの紅葉をもって、神々におかれましてはどうぞお納めを。 なんか、か…
23番 大江千里 月みれば ちぢにものこそ 悲しけれ わが身一つの 秋にはあらねど 意味 月を見るとなんだかあれこれ悲しく思えてくる 私一人に秋がきているというわけではないのだけれど これは、割とするっと日本語が入ってきますね。 続けて秋の歌、そして、…
22番 文屋康秀 吹くからに 秋の草木の しをるれば むべ山風を 嵐といふらむ 意味 吹けば、たちまちに秋の草木を萎れさせる なるほど、山風を嵐というわけだ 冬がくるー! という感じが出てますね。 山風と嵐という漢字遊びを混ぜてみせるあたりが六歌仙の一…
さぼりすぎですよねー。 今日は、久しぶりに時間(とやる気)が取れたのでログインしてみたらこのありさまですよ。前回の日付、1月ですにゃん。 百人一首だから100日で、まぁ、1年ぐらいはネタが尽きないかとか言っていたのはいつのことだか。 株式投資で…
21番 素性法師 今来むと 言ひしばかりに 長月の 有明の月を 待ち出でつるかな 意味 今行くね、って、そう言ったもんだから、だからずっと待ってたのに。 逢ったのは夜明け近くのお月様。 秋の夜は長いというのに、もうこんな時間。まったく……。 なんか、通い…
はてなブログから、2周年だよとお知らせがきました。 いやー……、ろくすっぽ書いてないですね。 百人一首も遅々としてすすまないし、C99も申し込んじゃってちゃんと書けるのかしら。 マスコットとして脳内で設定している、葉桜さんと月夜さんの設定もふんわ…