桜月傘

オタク活動には金がかかる、ということで小遣いを稼ぎ出したい過程を綴っていましたが、結局全然稼げないので、改めて文章系個人サークル「桜月傘」の活動拠点としていろいろ書き殴ります。

2023-01-01から1年間の記事一覧

雑に読む百人一首 #44

44番 中納言朝忠 逢ふことの 絶えてしなくは なかなかに 人をも身をも 恨みざらまし 逢うことが絶えているので、逢えなくなって、ですよね。 絶えて-しなくは なのか 絶えてし-なくは なのか。どっちで切る言葉なんでしょう。 人っていうのは相手の女性で、…

雑に読む百人一首 #43

43番 権中納言敦忠 逢ひ見ての のちの心に くらぶれば 昔はものを 思はざりけり え、これって……、そのまま読めばいいんですかね? あの人に逢って見てしまって以降、心が揺さぶられまくっているよ。 それに比べれば、ホント、以前はなーんにも心に感じてなか…

雑に読む百人一首 #42

42番 清原元輔 契りきな かたみに袖をしぼりつつ 末の松山 波越さじとは おおう……、さっぱり分かりませんね。 契るってのは、約束のことですよね。「きな」は「来な」でしょうか。約束して来たのに「かたみに袖をしぼりつつ」? 約束したのにいねーじゃん!…

雑に読む百人一首 #41

41番 壬生忠見 恋すてふ わが名はまだき 立ちにけり 人知れずこそ 思ひそめしか なんか1個前のも、人知れず(いえ駄々洩れでしたが)みたいな歌でしたけど、人知れず思っている歌です、また。 はてさて、でも、前半は何でしょうか。 恋すてふ……すてふって何…

雑に読む百人一首 #40

40番 平兼盛 しのぶれど 色に出でにけり わが恋は ものや思ふと 人の問うまで どうやら110日ぶりの記事のようですが、さすがにここまで40近く読んできてるとなんとなくわかってきますよ。 しのぶれど色に出でにけり……、しのんでないじゃん! 出てきてるじゃ…

雑に読む百人一首 #39

39番 参議等 浅茅生の 小野の篠原 しのぶれど あまりてなどか 人の恋しき まず、誰なんですかねこの方。 参議って参議院じゃないでしょうけど、等って「ひとし」さん? 小野の篠原っていうのはそういう場所のことなんでしょうね、浅く茅が生えてる場所。固有…

雑に読む百人一首 #38

38番 右近 忘らるる 身をば思はず 誓ひてし 人の命の 惜しくもあるかな なんかちょっと、命とか出てきてうそら寒い感じですが。 先ず、右近って何なんですか。人の名前、じゃないですよね、これ。身分?役職? 右近があるんだから左近もありそうですが、えぇ…

C101後編(家に帰るまで)

承前。 会場を抜けて、りんかい線は天王洲アイルにて、東京モノレールへ。同じ名前の駅なのに一旦駅を出て道路を行くというなんちゃって乗り換え駅でした。東京モノレールなんて、ずいぶん前に鉄道むすめのスタンプラリーで乗ったきりでしたが、なんか面白い…

C101前編(12/31会場)

改めまして、C101ありがとうございました。 12/31の帰りのりんかい線電光掲示板に「家に帰るまでがコミケです」とあったので、当日の様子から、自宅にたどり着くまでの4日間の記録をつけておきます。 今回は、「おとぎの国の安全保障概論2」ということで、…