雑に読む百人一首 #42
42番 清原元輔
契りきな かたみに袖をしぼりつつ 末の松山 波越さじとは
おおう……、さっぱり分かりませんね。
契るってのは、約束のことですよね。「きな」は「来な」でしょうか。約束して来たのに「かたみに袖をしぼりつつ」?
約束したのにいねーじゃん!? みたいな? 袖をしぼるっていうのはどういう状況なんですか。袖をしぼれるぐらい涙がちょちょぎれるってことですか?
そして「末の松山」ですよ。泣きまくった末の、松山……愛媛じゃねーよなぁ
松山で波が越える……越さじ、だから越えないのかな。
さて、答え合わせですが……、おっと、割と悪くはないですね。
「きな」は物理的に来るとかじゃなくて、契ってきたのに=約束したのに、ってことだそうです。
袖をしぼるというのが涙ちょちょぎれるってのは合ってましたよ! かたみが「互いに」っていうのはちょっとわかんなかったですね。
末の松山は、普通に場所を指す言葉で、そこを波が越えることなんてない=絶対にないことを表すとのこと。
で、全体で、お互いに泣きはらして絶対に心変わりしないと約束したのに……したのに……、となるようです。
まぁ……、そういうこともあるよね、うん。
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