百人一首 #34
34番 藤原興風
誰をかも しる人にせむ 高砂の 松もむかしの 友ならなくに
ううん……これはびっくりするくらい意味が読み取れないですね。
高砂の松の様子が、旧友の誰だかに似ているような……とかそういう感じでしょうか?
え? 松が? そんな話がありますかね……
解説によれば、「どいつもこいつも死んでしまって、もう誰を親友と呼ぼうかなぁ。高砂の松だって、旧友というわけでもないし」ということなんですが、なんで松……。
長寿の象徴である松、つまり自分が子供の頃からずっとあるような松でさえ、友ではないというのに、命短い人間たるや、今となっては親友と呼べるようなのは一体誰が残っているだろうなぁ。
みたいな感じのようですね。
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