雑に読む百人一首 #40
40番 平兼盛
しのぶれど 色に出でにけり わが恋は ものや思ふと 人の問うまで
どうやら110日ぶりの記事のようですが、さすがにここまで40近く読んできてるとなんとなくわかってきますよ。
しのぶれど色に出でにけり……、しのんでないじゃん! 出てきてるじゃん!
て気もしますが、たしか「けり」っていうのは強調なので、兼盛さんの恋はもう隠しきれないぐらい溢れて出てきてしまうわけですよ。
そりゃあもう、「何もの想いに耽ってんの? 大丈夫?」って、人に問われてしまうぐらいに。
恋の病ってやつですかね。
月まで届くよな遥かな行列に数多の患者が問い集う蓬莱の診療所ー、ですか。
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