2020-11-18 百人一首 #19 19番 伊勢 難波潟 みじかき芦の ふしの間も 逢はでこの世を 過ぐしてよとや 意味 難波の潟に生える芦の、短い節の間ほどの僅かな時でさえ、逢わずにこの世を過ごせというのか 18番に続いて、通い婚時代の女性目線の歌です。今回は歌人も女性。 想い人が来てくれないのでイラついている感じが、「過ぐしてよとや」あたりに感じられますね。 18番と同じ、逢えない心を歌っているのに、こうも正反対に表現されるのは、表現の面白いところだと思います。