2020-12-03 百人一首 #20 20番 元良親王 わびぬれば 今はた同じ 難波なる みをつくしても 逢はむとぞ思ふ 意味 悲しいことだが、もはや今となってはどうしようもあるまい。 いっそ難波の海に浮かぶ澪標のごとく、身を尽くしてでも、逢いたいと、ただそれだけを想う。 ……という歌を、不倫がバレて責められている最中に、その不倫相手に向けてしれっと詠んでみせてしまうような、プレイボーイだったようですよ。 何が「わびぬれば」だ。